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マンション売却の経験談。川崎市中原区下小田中のケース

      2015/10/05

目次

川崎市中原区下小田中のマンションを売却

結婚して、当初は借り上げ社宅に住んでいましたが、社宅援助の期限が迫っていたので、賃貸に自分たちで住むよりはと思って、新築のマンションを購入しました。

近い駅はJR南武線の武蔵中原から徒歩12分、東急東横線の武蔵小杉から徒歩17分、でした。

物件のスペックとしては、5階建ての3階で、57平米の3LDK、そして非常に特徴があったのは、1フロア1戸の物件だったため、4面採光・4面採風というところでした。

それが気に入ったのが、一番の購入のポイントでした。

風通しのいい明るいリビング

 

購入額は4300万円でした。

今から思えば少し高めですが、バブルの最後のほうの時期でしたので、仕方なかったかなと思います。

 

転職を機に売却を検討

それを売却しようと思ったのは、居住してから18年目に、私が転職することになり、それが本社が大阪の会社だったので、どうしても転居を十なうことになったからです。

子供がいませんでしたし、妻は専業主婦でしたので、単身赴任という選択肢はありませんでした。

売却するか賃貸に出すか

当初は賃貸も検討したのですが、ちょうど東日本大震災のあった後で、自分たちが住まない不動産が、天災などで無価値になった場合のリスクを考えたら、毎月の賃貸料を得るよりも、売却で現金化したほうがよいだろうという結論に達しました。

ローンはすでに何年も前に繰り上げ返済し残っていなかったので、売ればすべて自分たちの収入になるということも大きかったと思います。

売却に当たっては、ネットの不動産売却一括サイトでまず見積り。

すると、東急リバブル、三井のリハウス、野村不動産の3社から見積もりが送られてきました。

それぞれが、近隣の直近の同規模マンションの売却額などをベースにしていて、だいたい2000万から2200万でした。

それで、この3社に、あと地場の不動産会社(富士不動産)を入れた4社に、実地査定をしてもらいました。

実地調査

その結果も、だいたい当初の見積もりと変わりませんでした。

しかし、私としては、マンションの売却は普通の商品売買などと違って、要は「たった1人の気に入ってくれた人」を見つければいいのだから、もう少し高めの値段をつけても行けるだろうと考えていました。

それは、私がこの4面採光・4面採風を気に入って買ったように、それが気に入る人がおそらく現れるだろうから、そういう人は多少高くても買ってくれるだろうという見通しです。

それで不動産会社からは疑義を唱えられましたが、2580万円で値付けをして、4社と仲介契約を結んで広告を出してもらいました。

売りに出して3か月でようやく買主候補が現れる

すると、なかなか引き合いはありませんでしたが、3か月もすると、1件気に入った人が現れたと、東急リバブルから連絡が入りました。

聞けば、やはり4面採光・4面採風を気に入ったとのことでした。

それで、とんとん拍子に話が進んで、少し値引いてほしいという話が合ったので80万円を引いて(もともとそれを予測して希望価格に80万上乗せていました)2500万で無事に売却できました。

値付けもうまくいき、もっと長期戦かと思っていましたが3か月で売却できたので、非常に満足しています。

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